Q&A 子供の矯正

子供の頃から矯正治療を始めた方が良い理由

子供の時期から矯正治療をするメリット

矯正治療は、最終的に永久歯の歯並びと噛み合わせをきちんとすることを目的としています。そのため子供時代から矯正治療を始めたとしても、多くの患者さんが永久歯列期の歯列矯正まで必要となります。
どちらにしても、永久歯が生えそろった段階で歯列矯正が必要になるとしたら、子供時代に矯正治療を始めるメリットはどのようなポイントとなるのでしょうか。

成長発育があるのが大人と異なるポイント

乳歯から永久歯への生え替わりを利用できる

乳歯から永久歯に生え変わる時期は、歯並びの変化がとても大きな時期です。
例えば、永久歯が生えようとした時に十分な場所が足りないと位置がずれて生えてくる原因になる場合があります。例えば、虫歯などで早期に乳歯が抜けて放置したために奥の歯が手前に寄ってきて永久歯の生える場所が足りなくなったり、また逆にいつまでも抜けない乳歯があると邪魔になって永久歯が良い位置に生えて来れない場合などがあります。
そのため矯正治療では、乳歯の抜けたスペースを維持しておくための矯正装置を準備したり、適切な時期に乳歯が抜けるようにタイミングをはかり、スムーズにより良い状態で永久歯に生え変わるように手助けをしていくことができます。
必ずしも将来の歯列矯正が不要とはなりませんが、生え替わりの時期に歯並びや噛み合わせが悪くならないように手をかけてあげることにより、歯列矯正をおこなう際に、より良くよりより治しやすい状態にしておくことができます。

顎や顔の骨格の成長発育を利用できる

矯正治療をする際に、子供が大人と大きく異なる点は、顔の骨格の成長発育があることです。
歯は、上顎や下顎の骨という「土台」の上に生えているので、土台の位置関係がひどくずれていると、上下の歯の噛み合わせが大きくずれる原因となり、歯の矯正で治すことも難しくなりがちです。
また、上顎骨の成長は10歳で終了するのに対し、下顎骨は身長が伸びている期間に一緒に伸びる性質があり、女子で中高生、男子で高校生から20歳ごろまでは下顎骨は成長します。
矯正治療ではこういったことを踏まえて治療の時期や内容を考えるので、成長期に何もせず土台となる骨格の不調和が大きな上下顎で将来歯列矯正をおこなうよりも、成長期に少しでも土台の関係を合わせておくことで、やはり歯列矯正のときにより良くよりより治しやすい状態にしておくことができます。

一人ひとり適切な時期と内容が異なる

乳歯から永久歯に歯が生え変わる時期や、身長が伸びる時期=下顎が成長する時期などはそれぞれの子供に個人差があります。
また不正咬合の状況も子供により異なるため、それぞれに合わせたタイミングと内容で矯正治療をすることが大切です。
例えば、上顎骨が小さいことが原因で、骨格の全体バランスが下顎前突(受け口傾向)となっているために上顎の成長促進をおこなう場合に、上顎骨の成長促進を行いますが、治療の時期としては上顎骨に成長力がある10歳までにおこなわないと効果が得られません。
下顎骨が小さいために上顎前突(出っ歯傾向)となっていて下顎骨の成長促進をおこなう場合には、身長の増大期が効果的なため、その時期を逃さないように下顎の成長促進を行います。
「どのような矯正装置で」「いつ」矯正治療をおこなう必要があるか、子供達それぞれで異なりますので、最初はまず検査・診断にて判断をし、以降は治療をしながら矯正治療の内容と時期を見計らっていきます。

大人になってからの歯列矯正でもきちんと治すことはできますが、成人では成長発育がないため「歯を動かすこと」のみで矯正治療を行います。 成長発育のある子供は体の変化や適応力が大きいので、子供の頃から適切に矯正治療をすることで不正咬合の程度を和らげたり、将来の歯列矯正を治療しやすくより良いゴールを目指しやすくできます。

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